脂肪幹細胞注入の原理について話したいと思います。
まず、簡単にですね、お胸を大きくするときに、バッグではなくて自分の余分な脂肪を利用して、お胸を大きくするという方法なんですね。じゃあ、どこから脂肪をとってくるかという話なんですけど、やっぱりバストアップをご希望される方っていうのは、脂肪の少ない人が多いんですね。そういう方でもわりと脂肪がとりやすいというか、やわらかい脂肪がとれる場所がありまして、それが大体ですね、太股の内側の部分とか太股の外側の部分、あとお尻の下、上、こういった部分の脂肪というのが非常にやわらかくてとりやすいんですね。なおかつ、意外とやせてる方でも下半身のここだけ太っていて気になるという方も多いので、ここから脂肪をとってあげることによって、よりお尻は小さく、なおかつ足は細く長く見えるというメリットがあります。この採取した脂肪を注射器でお胸に入れていくと、いれる場所というのは、脇の下、お胸の下ですよね。だいたい数ミリ、2~3ミリなのでほとんど傷は残りません。注射器でお胸全体に脂肪を入れていきます。ほとんどの人はですね、左胸の方が心臓があるのでね、前にちょっとでるんですね。だから何百人かみてますけど、98%くらいの人は左のお胸のほうが大きいんですね。そういった意味で、右のお胸に脂肪を多く入れたりして、左右のバランスをとったりすることも可能ですね。実際ですね、脂肪を胸のどの場所に入れるかというと、これは乳腺の中の脂肪細胞に入れたりとか、筋肉の上に入れたりとか、筋肉の中にも入れますし、筋肉の下にも脂肪細胞を入れることによって、お胸を大きくしていくという手術です。
実際ですね、私この脂肪注入のバストアップというのを10年くらいやっているんですけど、昔やりはじめの手術はどういう手術だったかというと、とった脂肪細胞をそのまま脂肪細胞だけお胸に注入していくといのが脂肪注入法といわれている方法だったんですね。この脂肪注入法だと、入れた脂肪のだいたい20%前後ぐらいしか定着、つまり残らなかったので、まあ残るんですけど、そんなに大きくという感じにはできなかったんですね。最近はですね、脂肪細胞、ぶどうみたいな細胞があるんですけど、お胸に注入するときに脂肪細胞と一緒に脂肪幹細胞という、簡単に言うと脂肪細胞に将来成長するであろう赤ちゃんみたいな細胞がいっぱいあるんですね、この赤ちゃん細胞と脂肪細胞とを一緒にお胸に注入してあげると。さらにですね、この赤ちゃん細胞をより成長させるような因子のお薬を一緒に混ぜることによって以前では20%前後しか定着率のなかった方法なんですけど、幹細胞注入という方法になってから大体40~50%ぐらいの脂肪細胞の定着がみとめられました。これで大体大きさ的には平均1~1.2カップぐらいですね、1回の手術で大きくなる方が平均的にいらっしゃいます。